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61.アンサンブルフェスティバルを聴いて(2018.7.29)

  • 執筆者の写真: 和彦 高橋
    和彦 高橋
  • 2018年7月30日
  • 読了時間: 2分

①練習も大変かも知れませんが、人の演奏を聴きましょう。必ずしも上手い人の演奏だけから学ぶものではなく、むしろ上手くない人の演奏から学ぶ事も多いのです。 なぜその人が上手く弾けないのか、何が悪いのか、良いのか考えて、自分と置き換えて考えてみると良いでしょう。

②最近はクリップ式のチューナーがかなり普及してきたせいか、調弦を機械(チューナー)に頼りっぱなしの人も増えましたね。チューナーでは完全には合いにくいので、最終的には自分の耳で確認されると良いと思いますよ。 今年はステージ上でビンビンビンと大音量で調弦する人がいなかったのは嬉しかったです。

③弾いている方は楽しいかも知れないけど、聴いてる方には届いて来ない。これを「自己満足な演奏」と言います。ただし、まずは自分を満足させないといけないんですけどね。

トレモロの使い方、弾き方、音の出し方にも注意しないと、何を言っているのか(言いたいのか)わかりません。聴いてる方が初めて聴く知らない曲だったりすると、ますます伝わりませんね。

④同じ楽器のアンサンブル(例えば、マンドラだけとかマンドロンチェロだけとか)は音域がぶつからないようにアレンジと強弱を工夫しないといけません。これも下手すると、ガチャガチャして何を言っているのかわからない時があります。メロディーが聴こえないと、聞き手にはストレスです。メロディー以外のパートはかなり控えめに弾いてもらっても良いのかなと感じました。

誰か音楽的見識のある人に客観的に聴いてもらうと良いかも知れませんね。

一番手っ取り早いのは、自分たちの演奏を録音・録画する事ですね。

⑤またこの人(グループ)の演奏を聴きたい、この人の作品を聴きたいと思わせるようなパフォーマンスをしたいものですね。


 
 
 

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